理系エンタメマガジン ゆるりぃ

株式会社リバネス運営ウェブサイトメディア開発事業部(担当:もう)|リバネスコーポレートサイト

Top About Who?
Home > 新着記事 > Page.3

ギザギザ葉っぱのメカニズム


太陽の光が降り注ぐこの季節,

草木たちはこれでもかとたくさんの葉を茂らせています。丸いものや細長いものなどさまざまなかたちがある中、ギザギザした葉を見つけたことはありませんか。

 

鋸歯(きょし)とよばれるこのギザギザの形成には、CUC(クック)と呼ばれる遺伝子の働きが関わっていると考えられてきました。シロイヌナズナという植物で,CUC遺伝子に異常が起きると,葉の縁<ふち>がなめらかになったからです。

 

しかし,東京大学の塚谷裕一さんは,CUCが葉の縁に切れ込みを入れるという考えに疑問を感じていました。

 

そこで,正常な葉と異常が起きた葉の大きさを比較してみました。もし,切れ込みができて葉の鋸歯がつくられるのなら,2つの葉の大きさは変わらないはずですが,実際は縁がなめらかな葉の方が小さかったのです。

 

この発見をきっかけにして,研究が大きく進みました。葉がつくられるとき,その縁には細胞増殖を促すオーキシンという物質がつくられますが,放っておくと拡散してやがて均一になってしまいます。ですが,CUCが葉の縁のとがらせたい部分の両端でのみ働くことにより,オーキシンは拡散せず,その部分にとどめられます。するとその部分は,細胞増殖が促されて盛り上がり,鋸歯のとがった部分となります。

つまり,CUCは葉の縁に切れ込みを入れるのではなく,「オーキシンの流動を防いで細胞増殖を促す」ことで鋸歯をつくっていたのでした。

 

何気ない景色の中に,葉の鋸歯のような精巧なしくみがいくつもあります。普段目にするものごとの中に,新たな発見につながりそうな種を探してみるのもおもしろいかもしれませんね。(文・林 慧太)

Dr.まるの未来科学研究所 いつも手の中にISSを (株)鳥人間 7/29 ON AIR


 

毎月変わるユニークな助手を迎え、リスナーの皆様に語りかけながら、世の中のおもしろいサイエンスを取り上げていきます。
日増しに暖かくなる時期、外へ出て体を動かしたくなる季節です。5月といえば、17年前にJリーグが発足した月でもあり、ちょうど今の高校生らが生まれた年でもありますね。そして、今ではこの栃木にもJリーグのチーム「栃木S.C」があります。
また、来月にはFIFAワールドカップアフリカ大会が始まり、サッカーへの注目一層高まります。そこで、5月に取り上げるサイエンスは、「スポーツ」をテーマにし、特にサッカーを中心として、トレーニングや、ストレッチ、体調管理・食事などに隠れる科学を取り上げます。
今回は、栃木高校サッカーの名門、矢板中央高校サッカー部の選手をゲストに招きます。24年ぶり全国大会出場、3位という好成績をおさめた陰には、どのような努力があったのか。また、日々彼らを指導する監督やコーチに同席いただき、練習メニューや、食事指導の中に隠されている科学的な考え方を伺います。
そして次回は、矢板中央出身で栃木SCで活躍するプロ選手を招きます。
お楽しみに。
4/1からスタートした、FM栃木「Dr.まるの未来科学研究所」 (夜8時~8時30分)。
毎月変わるユニークな助手を迎え、リスナーの皆様に語りかけながら、世の中のおもしろいサイエンスを取り上げていきます。
7月のテーマは、宇宙。特別ゲストとして、最近話題になったソフト、国際宇宙ステーションの観察支援サイト・iPhoneアプリ「ToriSat」を開発した、久川真吾さんをゲストにお迎えし、開発の経緯や、宇宙に興味を持ったきっかけについてお話いただきます。また、今後のどのようなユニークな活動をお考えかについても伺います。最後に、「宇宙へ行ったものを見る」という技術の普及による、新しい宇宙利用の可能性に触れ、今月の締めくくりとします。
レッツ、ポッドキャスティング!

 

 出演したい高校生は、 t-berry@leaveanest.com にご連絡ください!

Dr.まるってどんなひと?↓クリック

↓Podcastの視聴はこちらから↓

Dr.まるの未来科学研究所 天文に魅せられた高校生 作新学院高校 7/22 ON AIR


 

毎月変わるユニークな助手を迎え、リスナーの皆様に語りかけながら、世の中のおもしろいサイエンスを取り上げていきます。
日増しに暖かくなる時期、外へ出て体を動かしたくなる季節です。5月といえば、17年前にJリーグが発足した月でもあり、ちょうど今の高校生らが生まれた年でもありますね。そして、今ではこの栃木にもJリーグのチーム「栃木S.C」があります。
また、来月にはFIFAワールドカップアフリカ大会が始まり、サッカーへの注目一層高まります。そこで、5月に取り上げるサイエンスは、「スポーツ」をテーマにし、特にサッカーを中心として、トレーニングや、ストレッチ、体調管理・食事などに隠れる科学を取り上げます。
今回は、栃木高校サッカーの名門、矢板中央高校サッカー部の選手をゲストに招きます。24年ぶり全国大会出場、3位という好成績をおさめた陰には、どのような努力があったのか。また、日々彼らを指導する監督やコーチに同席いただき、練習メニューや、食事指導の中に隠されている科学的な考え方を伺います。
そして次回は、矢板中央出身で栃木SCで活躍するプロ選手を招きます。
お楽しみに。
4/1からスタートした、FM栃木「Dr.まるの未来科学研究所」 (夜8時~8時30分)。
毎月変わるユニークな助手を迎え、リスナーの皆様に語りかけながら、世の中のおもしろいサイエンスを取り上げていきます。
7月のテーマは、宇宙。
作新学院高校の科学部天文グループは1959年天文気象クラブとして創部以来、52年目を迎える伝統あるクラブ。環境省が主催する全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)に高校として唯一参加している。日々星空を眺める生徒らが感じる、「宇宙を見る」魅力について伺います。
レッツ、ポッドキャスティング!

 

 出演したい高校生は、 t-berry@leaveanest.com にご連絡ください!

Dr.まるってどんなひと?↓クリック

↓Podcastの視聴はこちらから↓

植物のお医者さん


こんにちは。五木田です。私は今、法政大学で植物の病気について勉強しています。


私達が生きていくために必要不可欠な植物。植物は光合成を行い私達動物が出す二酸化炭素を酸素に変えたり、街の景観を保ってくれたりとさまざまな役割を持っています。近年では屋上緑化や植物工場なども誕生し、ますます活動範囲を広めてきています。

 

そんな植物の持つ機能の第一はなんといっても食糧としての役割です。

皆さんは、地球上で生産可能な食糧の約3分の1は毎年植物病によって失われているという現状を知っているでしょうか?

 

これは約8億人分の食糧にあたります。世界の人口は年々増え続け、耕地の利用可能面積も減っていっているため農作物の収穫量は減る一方の今、限られた農地で収量を増やすためには、いかに病気の発生を防ぎ、生産量を増やすかが鍵となっていきます。

 

そこで今回はそんな世界的な問題の解決にも貢献できるかもしれないお仕事、植物の病気を治す「植物のお医者さん」についてお話したいと思います。

 

 

 

 

 

植物病って?
そもそも植物病とはどんなものなのでしょうか?誰でも1度や2度は街中で枯れている植物を見かけたことがあるでしょう。

その「枯れ」も植物病の症状の一種です。これからみなさんが身近に接する植物を挙げて、植物の病気の一例を紹介します。

 

植物の第一の役割は食糧であるといいましたが、私達の食を支えている代表のものといえばなんでしょう?・・・やっぱりお米ですよね。イネの病気では「イネいもち病」などは聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか?もうひとつ被害の多い病気が、「イネ馬鹿苗病」です。

 

この病気はその名の通り、イネの背丈が馬鹿みたいに伸びてしまう『徒長』が起こることからつけられた病気です。病原体であるGibberella fujikuroiという菌の胞子が種籾に付着することで感染します。この病原菌はジベレリンと呼ばれる細胞分化を促進する植物ホルモンを生産します。

 

 

イネの幼い苗が発芽するとき、同時にこの菌の胞子も発芽しジベレリンを分泌することで徒長を促進します。ジベレリンに含まれるジベレリン酸という物質は、「種子が発芽するための細胞を刺激しろ!」という情報を持ったmRNAという遺伝物質を生産します。それが作用してどんどん細胞がつくられるため、植物の徒長という現象が起きます。感染した苗は背が高くなるだけでなく黄色くなったり(黄化)、重症なものは枯死したりしてしまいます。その上感染した苗から風に乗って別の苗の籾に感染する(風媒伝染)ので、その苗が翌年の伝染源となってしまうとても厄介な病気なのです。このような病気によって、お米を作る農家さんたちは頭を悩まされています。

 

 

他にも、植物の背丈が逆に小さくなってしまう「わい化」など植物病にはたくさんの症状があります。ちゃんと病名もあるんですよ!例えば、葉の表面がうどんこを振りかけたように白くなってしまう「うどんこ病」や根や茎にコブを作る「根頭がんしゅ病」などが挙げられます。

 

 

 

植物の『声』を聞く、植物のお医者さん
じゃあ、植物が病気になったときどう対処すればいいのか。その方法は病気によって様々です。

 

農家さんなどは農薬をまいたり、土壌消毒を行ったり、害虫防除のためのネットを設置したり、とても大変な苦労をされて作物が病気にならないよう心がけています。しかし、それだけの努力をされていても防除できなかったり、逆に発病を促進してしまうこともしばしばあります。それは「病気の原因」がわからないためであるケースが非常に多いのです。植物の病気は、水や光の量、温度が適切ではなかったり、ウイルスや菌類が体内に侵入したり、害虫に食べられたりすることで発症します。

 

そして、植物は自分で症状を訴えることが出来ません。人間の場合は「のどが渇いた!」と思ったら自分で水道があるところまでいけますが、植物は根をはっているため「ここ暗い!光がほしい!水がほしい!虫が来た!」と思っても自分で避けられないため容易に感染してしまいます。かわいそうですね。植物病の症状は同じ「枯れ」でも病原菌は異なり、処方する薬剤も異なります。

 

人が風邪を引いたときと同じで、病気になった「原因」がわかっていないとお医者さんは「治療」も「予防」も出来ないわけです。そこで、植物の『声』を聞き、その適切な判断を行うのが、植物のお医者さん改め、植物医師です。具体的にどんなことをするのか、その役割をちょっとご紹介します。

 

 

植物の診察を覗いてみよう!
私達は病院に行ったら診察を受ける前に問診表を書きますよね?病気になった植物にもちゃんと問診表というものがあるんですよ!植物の持ち主(依頼者)は病気の発生部位や時期、症状の特徴(枯れ、斑点、奇形など)や栽培方法や生育環境など、事細かに質問されます。植物は人間で言う「どのような生活を送っていたか」などの基本状況を自分では話せないのですから、植物病を診断するに当たってどんな環境で育てたか、水はどのくらい与えたかという情報は非常に重要になります。そして問診の後には診断をします

 

。診断はまず植物を肉眼で見て、全身の症状(全身病徴)を確認し、葉や茎に斑点や壊死など症状(局部病徴)が出ていたらその場でルーペなどにより観察していきます。ある程度の状況が把握できたら、より詳しく見るために顕微鏡で分離した組織を観察して検出できた菌や細菌から病名を同定していきます。

 

そして、その病気にあった農薬、栽培方法などの治療法を選択していきます。しかし農作物においては病気にかかってしまった株を治療するのは難しいため、あらかじめ病気にならないような環境づくり、適切な農薬の使用が必須となってきます。その農家さんに対するアドバイスも植物医師が行うのです。

 

 

このように、植物医師は実際に治療を行うだけでなく、その知識を農家さんや一般の方に伝える、という重要な役割も持っています。

 

 

 

 

植物のこれから
現在、地球温暖化や食糧飢餓などさまざまな問題がある中で、植物は私達の生活を支える非常に重要な存在といえます。

 

日本においても地球温暖化対策として都心で屋上緑化などを進めていますが、そこでも病気にかかるリスクというのは非常に高いのです。

そのため病気に対する適切な判断、対処が求められてきます。植物病が蔓延し十分な収穫が出来ない地域がたくさんある現状を打破するためには、いかに病気の発生を防ぎ、生産量を増やすかが大切です。

 

病気の適切な診断、その病気にあった栽培、治療方法を指導していく植物医師は、食の安全、安定供給を支えていくのに非常に重要な役割となっていくのではないでしょうか?



参考文献
植物医科学(上)著:難波成任
新編 植物病理学概論 著:久能均、白石友紀 高橋壮 露無慎二 眞山滋志  養賢堂発行


貼るだけで 予防接種が できる! :Nature Medicine


冬になると猛威をふるうインフルエンザ。その予防にはワクチンの注射が有効だといわれていますが、注射が苦手だったり、病院に行くのが面倒だったりで、ついつい後回しにした結果、見事インフルエンザにかかってしまった…なんていう経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。そんな方にうってつけの新しいワクチン接種法が開発されました。

 

7月18日に、アメリカの医学誌ネイチャー・メディシン(電子版)で発表された論文によると、細かい針が多数ついたパッチを皮膚にはるだけで接種できるインフルエンザワクチンを、アメリカ ジョージア工科大などの研究チームが開発し、動物実験で効果を確認したということです。

 

針は、皮膚に刺さると数分で溶け、ワクチンが生体に吸収されます。実用化すれば、自分でも接種できるようになる可能性があるそうです。また、病気の予防のためだけでなく、定期的に注射をうつ必要がある方々にとっても注射の負担を軽減させる画期的な技術となりえるでしょう。

 

いつかは「予防注射」という言葉自体がなくなっていくのかもしれないですね。

 

参考:論文のアブストラクト(英文)http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/abs/nm.2182.html

«Prev || 1 | 2 | 3 | 4 |...| 95 | 96 | 97 ||

(33366hit)クレオパトラの顔公開:ケンブリッジ大学

カテゴリ:海外ニュース 日付:12/18 著者:george
絶世の美女といえば、クレオパトラ。 歴史上、シーザーやアントニウスという勇者を次々に魅了してきた、そのクレオパトラの素顔を復元しようとするプロジェクトが、イギリスBBC放送で行われたようです。 このプロジェクトは、イギリスのケンブリッジ大学...

(10719hit)次回は26年後、 46年ぶりの皆既日食:国立天文台

カテゴリ:一般 日付:05/07 著者:ijichi
ニュースソース:国立天文台:2009年7月22日皆既日食の情報 &nbsp; &nbsp; この夏に、1963年7月21日の北海道東部で見られた皆既日食以来、実に46年ぶりで、次回も2035年9月2日の北陸・北関東などで見られる皆既日食まで26年間起こらない皆既日食が起こ...

(6745hit)2112年の太陽嵐で、世界大停電の予測!?:NASA

カテゴリ:一般 日付:04/30 著者:ijichi
ニュースソース:wired:強力な太陽嵐で2012年に大停電? 対抗策は &nbsp; 昔から人類は、太陽の恵みを受けて生きてきた。 偶然にも、本日快晴のなか田植えを行い、改めてその恵みを実感した。 参照:お米生活 &nbsp; ところが、その太陽が地球に降り...

(5443hit)ジュラシックパーク実現なるか!?

カテゴリ:一般 日付:11/04 著者:george
ニュースソース:時事通信 凍結マウスからクローン=「マンモス復活、可能性も」-16年保存、世界初・理研16年間冷凍保存していたマウスの死骸から、なんとクローンをつくることに成功したとのこと!これは大事件です!事件現場は、神戸にある理化学研究...

(5277hit)日食を見ると視力が低下する!?国立天文台

カテゴリ:一般 日付:07/01 著者:ijichi
ニュースソース:asahi.com:日食観測「黒い下敷き危険」 国立天文台が注意呼びかけ &nbsp; 今年は、すべての人が宇宙(そら)を見上げる年。 そう、ガリレオ・ガリレイが望遠鏡で宇宙を覗いてから400年目の世界天文年であり、 国際宇宙ステーション...

受験生時代を振り返ってみた
Copyright 2009 リバネス.
All Rights Reserved.

株式会社リバネス

株式会社リバネス運営ウェブサイト

株式会社リバネス http://www.leaveanest.com/:東京都新宿区四谷2-11-6 VARCA四谷10階
お問い合わせ  »TEL 03-6277-8041  »FAX 03-6277-8042  »E-MAIL info@leaveanest.com