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いま、ニュースを騒がせている口蹄疫。いったいどういう病気なのだろうか。英語では、「foot-and-mouth disease」で通称FDMと呼ばれ、舌や口中、蹄(ひづめ)の付け根などの皮膚の軟らかい部位に水疱が形成され、それが破裂して傷口になるという病気として知られている。「口蹄疫」という病名はこの症状に由来するものだ。こどもの牛の場合、致死率が50パーセントに達する場合もあるが、おとなの牛では数パーセントといわれている。しかし、上の症状に伴い乳収量や産肉量が減少するため、畜産業に対しては大きな打撃となるため、問題となっているのだ。
口蹄疫を引き起こす口蹄疫ウイルス(電子顕微鏡で撮影)。ウイルスの直径は21~25ナノメートル。(Photo by Wikipedia)
また、なにより恐ろしいのは、その感染力だ。人間には感染しないが、服や靴についたウイルスが感染源となることもあり、発症した牛が確認されると、地域・国単位で家畜の移動制限がかかり、感染した可能性のある牛はすべて殺処分されることとなる。そんな口蹄疫について、一般の方にもっと正しく知って欲しいと、麻布大学が緊急公開講座を開催する。対岸の火事と思わずに、ぜひ足を運んでみてほしい。
麻布大学(神奈川県相模原市)では、平成22年6月26日(土)13時から、一般の皆様を対象とした緊急公開講座「口蹄疫を正しく知ろう」を開催します。現在、非常事態にある宮崎県の口蹄疫発生の実態について、正しく理解するとともに、正しい御支援をいただけるよう、口蹄疫についてさまざまな側面からお話します。是非、御参加ください。
<概要>
1.会 期 平成22年6月26日(土)13:00~16:00
2.会 場 麻布大学 8号館7階 百周年記念ホール― JR横浜線「矢部」駅下車徒歩4分 ―
3.内 容 口蹄疫についての講演・質疑応答
◆口蹄疫とは!
麻布大学 獣医学部 獣医学科 伝染病学研究室 准教授 並河 和彦
◆恐怖に怯える養豚農家の実情
麻布大学 獣医学部 獣医学科6年次 日高 佑太郎 (宮崎県養豚農家出身)
◆被害現場の実情について ―防疫活動に従事して―
麻布大学 獣医学部 獣医学科 内科学第一研究室 助教 新井 佐知子
◆口蹄疫の防疫について
麻布大学 獣医学部 獣医学科 衛生学第二研究室 教授 福安 嗣昭
◆安全な食肉を提供するための検査について
神奈川県 保健福祉局 生活衛生部 食品衛生課 主任技師 飯川 俊郎
4.参加料 無料
お問い合わせ先麻布大学 総務部 経営企画課(広報担当)
TEL:042-769-2032(直通) FAX:042-850-2505
E-mail:koho@azabu-u.ac.jp