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お勧めイベント情報のコーナーでも紹介した、NAIST(奈良先端科学技術大学院大学)の成果発表会のレポートを連載していきます(研究キャリアサポートのincu-be 先端科学技術大学院大学紹介ページ「研究人材の遺伝子」内イベントレポートより抜粋)。
3月21日(土)の成果発表会のレポートです。
ひとりめの講演者は西村さんでした。
西村 明 氏(博士前期課程)
『活性酸素から酵母を守る酵素Mpr1』
西村さんはタカギ研のM2、4月から、はれてD1になります。
タカギ研は奈良先でも有数の人気講座です。
タカギ先生ご自身は長くA社で研究者として
活躍してこられました。
皆さんも知っているモノも開発しています。
その後大学に移って来たので、
ちょっと変わった経歴です。
タカギ研は細菌、酵母を使って研究していますが、
西村さんは酵母チームに属しています。
もともと酵母にとって毒であるAZTという化合物に
対する抵抗性を研究していく過程で、アメリカから
ある酵母株を実験用に取り寄せました。ところが、
ずっと後でわかったのですが、その株はリクエスト
したものと全然ちがうものであり、西村さんのチームは
理不尽な苦労をすることになりました。
みなさん、塞翁が馬、という言葉を知っていますか?
知らない人は辞書で調べてください。
実は、そのマチガイが塞翁が馬だったのです。
間違えてなかったらMpr1ははっけんされていなかったのです。
偶然からMrp1は発見され、その後西村さんらの努力で、
活性酸素から細胞を守る働きがあることがわかりつつあります。
今後ワクワクするような結果が待っているように感じられました。
後期課程での研究、発展したらいいですね。
みなさん、悪いことやアンラッキーなことがあったとき、
それは成長のチャンスかもしれません。
何かいいことにつながっているかもしれません。
きっとそうに違いないと信じてみませんか?
(ベッショ)