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JR東日本の京浜東北線、中央線、山手線(一部)の車両モニターで放映されている科学番組『知ってるぅサイエンス』
水温により体温が変化する変温動物のひとつが魚類。
-0.7℃以下では、体液が凍ってしまい死んでしまうという事例もいくつかあります。そんな魚類ですが、-2℃の冷たい南極の海でも凍らずに生きていける魚がいるのです。
それが、ノトセニア亜目「コオリウオ」。
ノトセニア亜目の硬骨魚類は、体内に「不凍糖ペプチド(AFGP)」を持ち、体液中にできる氷の結晶の表面に付着して、氷が成長するのを防いでいます。
これにより、体液を凍らすことなく、南極のマイナス2℃の海中でも生きていけるのです。
それ以外にもノトセニアは面白い特徴をいくつか持っています。そのひとつに「白い血液」があります。今日はこれに注目してみましょう。ノトセニアのコオリウオ科に属する魚は、血中に赤血球がほとんどなく、あったとしても赤血球中に酸素を運ぶヘモグロビンを持っていません。ヘモグロビン遺伝子自体を失っているからなのです。いったいなぜ遺伝子を持っていないのでしょうか。
実は、いま2つの仮説が立てられています。
一つは、低温になると血液は粘性を増すという現象に注目したもの。これを阻止するために、赤血球を失うことで血液の粘性を下げたのではないかと考えられています。
もう一つは、低温になると液体中の酸素含有量が増えるので、赤血球を持たなくても充分生きていけるからではないかとも言われています。
ヘモグロビンを持たないコオリウオの中には、鱗がなく皮膚の下の毛細血管が密になっているなど、血液流量が増すような循環器の変化が生じている種類も観察されています。
生物は環境の変化に適応しながら進化してきました。
過去の地球の歴史を紐解きながら、生物の進化してきた道をたどる研究はまだまだこれからですね。



光ファイバーは、非常に高い純度のガラスやプラスチックの細い繊維が使われており、光をスムーズに通すことができます。コンピュータの電気信号は、 レーザーによって光信号に変換されてレーザー光になり、光ファイバーを通ってデータとして送り出されていくのです。しかし、実は光ファイバーにはまったく 新しい利用方法があるのです。
それが、光ファイバひずみ計測システムと呼ばれるものです。一言で言うと、光を使って建物や橋、高速道路のひずみを計測することができます。計測対象物に光ファイバーを埋め込んで、ひずみ計測装置で光ファイバーから届くデータからひずみを見つけ出すのです。特徴は、10km程度以上の長距離にわたって、光ファイバに沿って連続的にひずみ情報が得られることです。
光ファイバーの中を通る光は、単色性の高い光です。これがひずみのある箇所を通過すると「ブリルアン散乱光」が 生じて光が散乱します。すると、光の周波数が変わります。このときの光周波数とスタート地点からの時間を計算して、ひずみがある場所を特定していくので す。この技術を適用すれば、河川の堤防決壊やトンネルの崩壊など、大型の構造物の変形によって引き起こされる災害を未然に防ぐことができるようになるで しょう。

