ニュースソース:スラッシュドット
今年度のノーベル賞受賞者が発表された。
化学賞は、リボソームの研究者、物理学賞は、光ファイバーとCCDの研究者となった。
2009年のノーベル化学賞はVenkatraman Ramakrishnan、Thomas A. Steitz、Ada E. Yonathの3氏。
受賞理由は『リボソームの構造と機能の研究』で、細胞内でタンパク質合成の場となるリボソームの構造と機能の解析が評価された。
リボソームとは、DNA(生き物の設計図)に従って、実際にタンパク質を合成する役割をもつ細胞内器官だ。
DNAが生命の設計図と分かってから、「DNAが設計図なら、その部品はどのように作られているのか」という
問いが生まれた。その回答がリボソームの存在だったと言えるだろう。
昨年度の、オワンクラゲの光を活用した、GFPの研究(日本人の下村さんが受賞)に
続いて、生化学分野での受賞となった。
大学で化学を研究していたものからすると、新しい化学反応の発見など、
純化学での受賞が減っていることは
化学の研究が成熟していることを改めて実感するとともに、
やはりすこし寂しい気持ちになる。