ニュースソース:スラッシュドット:ヒトゲノムの 3D 構造は 3 次元球を埋め尽くすフラクタル状


仕事柄、小学校へ出前教室することが多い。
その中でも1、2を争うほど多いのが、「DNA抽出実験」だ。
サケの白子や、ブロッコリーが多いが、時に人の口内細胞を取り出して、DNAを抽出することもある。
取り出してみると、DNAはどれも細い糸のように見える。

そんな生まれて初めて見たDNAに興味をもった児童らに
出すクイズは決まってこれだ。

「一つの細胞にDNAはどれくらいの長さ入っているでしょうか。」

正解は約2メートル。携帯電話を一つの細胞の大きさとしたら、2kmにもなる。
授業の後のアンケートで、「2mも入っているなんてすごい、どんな風にして入っているの」と、質問が相次ぐ。

そんな時に見せられる写真が見つかった。
マサチューセッツ大学の研究者らにより、ヒトゲノムの三次元構造画像が非常に高い解像度で生成されたのだ。

その結果、 ヒトゲノムには結び目のようなものはなく一本の紐を 3 次元内球内でフラクタル図形
 状に折りたたんだような構造であるということが明らかになったそうだ。



Photo by Wired


まるで、見た目にはインスタントラーメンの玉のような構造なんですね。
これで、いざ遺伝情報を読み出すときには、リボソーム(2009年ノーベル賞授業の研究)に読み取られやすいように外側に出てくるのだろうか。
このDNAの新たな説は非常に興味深いが、ますます不思議さが増した気がする。

実験教室で見せたら、
子供たちの頭では、「DNA=玉のカップラーメン」的なイメージになるんだろうな。。。。