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天狗巣病の原因物質を解明:東大


ニュースソース:時事ドットコム:小枝多い「天狗巣病」を解明=細菌分泌の小型たんぱく-東大

 

エッジある研究者として、「エッヂあ~る」に掲載されている難波成任教授が

新しい研究成果を発表した。

 

難波先生は、植物の病気を治す研究で世界をリードする研究者だ。

今回は、野菜や園芸植物、樹木で小枝が異常に多く生えたり、成長が妨げられたりする「天狗巣(てんぐす)病」の原因は、昆虫を介して感染する病原細菌「ファイトプラズマ」が分泌するペプチド(小型たんぱく質)であることを解明した。

論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

ファイトプラズマの駆除や感染予防は難しいが、「TENGU(てんぐ)」と名付けたこのペプチドの働きを妨げる薬剤を見つければ、治療薬になる。逆に、農業で苗を効率良く大量生産するのにTENGUを利用できる可能性もあるという。

 

全世界で、植物の病気によって失われる食糧が8億人分あるといわれている。

また、飢餓に苦しむ人々の数も8億人といわれており、植物の病気が無くなれば、飢餓に苦しむヒトが

いなくなるという計算が成り立つ。

 

もちろん、飢餓に苦しむ人々の原因は、食糧だけではないかもしれないが、

植物の病気を治すことに可能性を感じずにはいられない。

今後の活躍に期待したい。

 

難波先生へのインタビュー記事はコチラ。

 

表紙を飾った日米欧チームの研究:Science


ニュースソース:東京大学海洋研究所:タヒチ海水準の論文、サイエンス誌に掲載

 

natureの表紙に引き続き、Science誌の表紙を飾った研究も3番目の著者に東大海洋研横山祐典准教授の名前が並んでいた。

氷河期の終わりである「融氷期」が約14万-13万年前に起きていたことを、タヒチ島化石サンゴの分析から突き止めたという研究だ。


【写真】Science誌表紙 サンゴの拡大写真

 

この研究はIODP(総合国際深海掘削計画)という、日米欧が主導する国際的な海洋科学掘削計画の一つだ。IODPは、タヒチやグレートバリアリーフといったサンゴ礁掘削や、南極海の海底堆積物掘削を行うことで、過去の海水準変動や海洋環境変動の復元を試みるプロジェクトを推進している。

 

横山准教授は、この4月に、「平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞」を受賞した、注目の若手研究者だ。今後の活躍から目が離せない。

 

地球の歴史と海の関係に興味をもったなら、

リバコミ!「氷から読み解く地球の歴史」も読んでみよう!

チリに作られる望遠鏡の正体は?東京大学


日本で巨大望遠鏡といえば、ハワイ島のマウナケア山頂にあるすばる望遠鏡が有名だろうか。

標高4,205mに作られたこの望遠鏡は数多くの発見をしてきた。

 

世界天文年にあたる2009年。

東京大学の主導による、新たな望遠鏡設置プロジェクトが始まったようだ。

 

 

設置場所は、南米チリ北部アタカマ砂漠のチャナントール山山頂(標高5640メートル)

すばる望遠鏡よりも標高が高く、この望遠鏡は設置標高の世界一とのことだ。

 

設置する標高を高くする事によるメリットは、今回設置される赤外線反射望遠鏡という特性を伸ばすためのものでもある。

砂漠の中にあるため、空気中の水分が少ない、標高が高いため空気が少ないという点は、

赤外線の大気中の空気や水分に吸収されやすいという特徴を見事に回避している。

 

望遠鏡は明日10日にチリに到着するとのこと。

世界一高い場所から見られる景色はどんなものだろうか。

すばる望遠鏡には何度か言った事がある私ですが、実際気になるところだ。

 

ニュースソース:世界で一番高い場所に望遠鏡 東大がチリに建設

ガンを見つけることが出来るようになるかもしれない


ニュースソース:YomiuriOnline:“生きたがん細胞”だけ光らせる技術、東大がマウスで成功

ガン。
もはや、日本で一番の死因になっている。そんなガンを見つけ出すことができる方法を開発した。

開発したのは、
東京大学大学院 薬学系研究科 分子薬学専攻 生物有機化学講座の浦野 泰照准教授。

どんな方法でがんを見つけ出すかというと、ガン細胞に、蛍光物質(蛍光性プローブと呼んでいる:→参考)を取りこませ、がん細胞が発光することで見つけ出すというものだ。
なんとこれ、肉眼で見えるんだとか。

画期的なのは肉眼で見えるというだけではない。
なんとこれ、生きている細胞のみが発光するのだ。

ガン細胞のみが取り込むという特殊なたんぱく質に、蛍光物質をくっつけ体内に入れると、次の日には、発光が確認できるという。

ガンの早期発見には役立たないかもしれないが、場所が特定されているガン細胞であれば、手術の際に一掃する事が可能になる可能性が高まるよね。手術を行う人にとっては朗報なのかもしれない。

今後は、臨床試験をアメリカにて行う段階へいくという。

関連リンク
東京大学大学院 薬学系研究科 分子薬学専攻 生物有機化学講座

残念ながら実験は中止のようですが:東京大学・JAXA他


ニュースソース:asahi.com:宇宙紙飛行機の発射見送り 衝突事故やごみ化を懸念

国際宇宙ステーション(ISS)から、紙飛行機を飛ばし、無事に地球上に帰還させようじゃないか!
そんな取り組みが
東京大学
JAXA
キャステム(http://www.castem.co.jp/
日本折り紙ヒコーキ協会
などで進められていたらしい。

紙飛行機ですよ?Paper Planeですよ。。紙なんだよね。

残念ながら、宇宙ゴミになるという懸念から、若田宇宙飛行士が宇宙に行った際に実験するという事が出来なくなってしまったらしいのだが、今回はそんな取り組みについて紹介したい。

そもそもの始まりは、日本折り紙ヒコーキ協会会長の戸田拓夫紙が、東京大学の鈴木真二教授に相談したところだそうな。
1999年にあった相談が、9年たち、実現一歩手前まで来ている。

鈴木真二教授は航空宇宙学専攻の教授で、鈴木・土屋研究室にて
「航空機・宇宙機の動力学の解析、機体形状と飛行経路の同時最適化、航空機の操縦におけるマンマシンインターフェイス」の研究を行っている。

研究には、東京大学にある極超音速高エンタルピー風洞というもので、マッハ7にもなる風速で紙飛行機が飛ぶのかどうかについてシミュレーションしたり
(参考:http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/30/aircraft/

普通の紙だと、熱で燃えてしまうので、特殊な紙を開発してみたり
参考:超越紙

いろんな条件を乗り越えているので、是非興味がある人は見てほしい。(PCで見る事を推奨)

数多くの壁を乗り越えて実現しそうな実験だったが、万一地球に向けてちゃんと飛ばないと宇宙ゴミになってしまうという懸念から、現在検討中になってしまったようだ。

残念な話だが、この情熱はすごい。
実現する日を楽しみにしたいと思う。


関連リンク
教授が所属している組織:東京大学大学院工学系研究科航空宇宙学専攻
JAXA:http://www.jaxa.jp/
マイコミジャーナル:宇宙から紙飛行機を飛ばしたい - マッハ7への挑戦
超越紙: 『折り紙ヒコーキを宇宙から飛ばして帰還させたい…!』
鈴木・土屋研究室:http://www.flight.t.u-tokyo.ac.jp/
折り紙ヒコーキを宇宙から帰還させる(PDFファイル)
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