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生命の起源を解き明かす:東北大学


ニュースソース:asahi.com:海へ隕石衝突→生命の起源に? 東北大チーム実験

東北大学と独立行政法人物質・材料研究機構が、生命の起源に迫る実験を成功させたとか。
これは、生命の起源を解き明かすための模擬実験だ。

地球の初期、海が出現したあとの、頻繁に隕石が地球に衝突していた様子を模したもの。
隕石の海洋爆撃の際の化学変化を再現するもので、その当時の様子を分析し、どのように生命の起源となる物質が発生したのかを解き明かす

地球に隕石が衝突する
引用:独立行政法人物質・材料研究機構:初期地球隕石衝突モデル図

実験の結果はというと、アミノ酸などの簡単な有機物が発生する事が確認されたということだ。
実験の方法は
炭素(固体)・鉄・ニッケル・水・窒素ガスをステンレスカプセルに詰め、高速の飛翔体を衝突させた後カプセルを回収し、生成物を分析して、グリシン*1(アミノ酸*2)、各種アミン*3、同カルボン酸*4(脂肪酸*5)など生物有機分子*6およびその前駆体の生成を確認した。
というもの。
これが表そうとしているのは下図のような状態だ。
隕石の海洋衝突:東北大学
隕石の海洋衝突の発生

衝突蒸気雲中に分子発生
その後、衝突雲の中に分子が発生する。

発見を行ったのは
独立行政法人物質・材料研究機構の中沢弘基名誉フェローら。

今まで、隕石の衝突で物質が発生するということは言われていたが、模擬実験で解明ということになると、一気に研究が進みそう。楽しみですね。

関連リンク
独立行政法人物質・材料研究機構
東北大学大学院理学研究科

糖尿病の治療に光明:東北大学


ニュースソース:asahi.com:インスリンつくる細胞が増えた 東北大などマウスで成功

これは大発見だろう。
人間に本来備わっている能力を、ある方法で活性化する事で、糖尿病の治療につながるという方法を発見したのだ。

発見現場は、東北大学大学院医学系研究科創生応用医学研究センター・片桐秀樹教授、分子代謝病態学分野・岡芳知教授のグループ。(長いっ)

仕組みは至ってシンプルのようだ。
肝臓にある刺激を与える事で、すい臓のなかにあるβ細胞の増殖を促すというもの。
肝臓に与える刺激とは、肝臓が肥満状態であると判断するための刺激だという。(現時点で具体的なメカニズムが発表されていないが)
その刺激が与えられることによって、脳が肥満状態だ!インスリンを分泌しなくては!と、認識し、すい臓のβ細胞の増殖を促すことになる。

β細胞とは
血糖値を感知し必要に応じてインスリンを血中に分泌する。
という細胞のことであり、これが減少すると、糖尿病を引き起こすきっかけになりやすい。その為、このβ細胞の増加を促すことのできる今回の発見は、糖尿病患者にとってとても歓迎されるべき発見なのだ。

東北大学のプレスリリースの中では下記のように述べられており、非常に意義深い研究であると評価している。
インスリン注射を 行っている糖尿病患者は国内だけでも60 万人を超えるといわれ、このような患者にと って、β細胞の再生につながる本研究は、大きな福音となるものと期待される。(プレスリリース
片桐先生の紹介:片桐 秀樹
岡先生の紹介  :岡 芳知

40年来の謎を東北大学で解明!


ニュースソース:時事通信社:http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008111000025
東北大学からも公式リリースが出ていますね。
「黒鉛超伝導体」40年来の難問解決-鉛筆の芯が超伝導になる-

鉛筆の芯である、黒鉛にカルシウムを加えた化合物が、低温で超伝導状態になるという現象を、東北大学の佐藤宇史助教らが解明したとのこと!
この黒鉛(グラファイト)にカリウムを入れた素材で低温超伝導を実現できるという現象は何と40年前に発見されており、2005年には、カルシウムを入れた素材で更なる低温超伝導を実現できている。

しかし、それは現象が起こる。という事のみの発見であり、メカニズムは依然として謎だったのです!
メカニズムを解き明かす事で何が起こるかというと、そのメカニズムがわかれば、応用次第で更なる低温超伝導を実現できるかもしれないということですね。
今まで超伝導を実現するのには、大きなエネルギーを使う必要があったわけですが、これらの応用が可能になる事で、よりエネルギーを必要としない超電導が実現できれば、世界が変わる可能性があるかもしれない!ということです。

著者自身、実は超伝導の研究をやりたいなぁと子どもの頃に思って以来、大学を目指していたという経験があるだけに、今後の展開が楽しみで仕方がありません。

佐藤先生の所属する研究室はこちら。
高橋研究室:http://arpes.phys.tohoku.ac.jp/
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